栗山監督が信じたもの
WBCでの感動はいろいろありました。
個人的に感動したことについて
何回かに分けてブログにしていきたい
と思っています。
今回はまず、栗山監督に
焦点を当てたいと思います。
感動したのが
投手リレーのやり方と、
村上様を起用し続けたことでした。
実は決勝はリアルタイムの観戦は
出来なかったのですごく残念でしたが、
録画で見ました。
決勝の継投は、
今永、戸郷、高橋宏、伊藤、大勢、
ダルビッシュ、大谷
でした。
栗山監督は、
決勝は先発ピッチャーをそれまでに
使っていっちゃうので、
最後はこうするしかなかったとしながら、
これだけのピッチャー陣だったら
これを超えてくれると信じ、
それぞれをマウンドへ
送ったそうです。
決勝の大舞台でも若手を起用し、
それぞれの限定回数を決めておいて
ピンチを迎えたとしても
交代せず、
ほぼ計画通りに交代することが
出来ました。
今永投手は失点１の後、
2回にもランナー１，２塁と
なっても交代せず。
今永は期待に応えて
2回を投げ切りました。
任せたら、最後まで任せる、
責任は自分（監督）がとる。
そんなことを感じました。
直後に村上様がホームラン。
村上選手について栗山監督は、
なかなか状態が上がらないなかで、
あれだけのバッターなので
この大会で打たないということは
考えられない、絶対に打ってくれる
と信じていた、
本当に打つと思っていた、
と語っています。
アメリカの継投方法は
ピンチになったら即交代、
同じ2回裏にピッチャー交代後、
日本は勝ち越して2対1とします。
3回から戸郷が登板。
無失点に抑えます。
4回には岡本のホームラン。
5回初めから高橋宏が登板します。
戸郷は役割を完ぺきにこなして
交代しました。
高橋宏は2アウトランナー１，２塁と
なりますが、
5番シュバワーに対し
3ボール０ストライクと
ピンチになりますが、
センターフライにしのぎ切ります。
アメリカの上位打線相手に
見事でした。
6回は初めから伊藤が
登板し3者凡退。素晴らしい！
その裏、2アウト満塁となったところで
アメリカはピッチャー交代し3者残塁で
6回を終えました。
7回は大勢に予定通り交代しました。
アウトが取れず、
ノーアウト１，２塁で
打順は2番トラウトを迎えますが交代せず。
見事にライトフライに打ち取り、
3番ゴールドシュミットをダブルプレイで
7回をしのぎました。
8回はダルビッシュ、
そして9回は大谷がそれぞれ
初めから登板しました。
それぞれのピッチャーが
少ない回数を
全力で投げることが出来たのだと
思います。
あとは他のピッチャーが
抑えてくれるから、
この回は自分が必ずおさえる、
というチームへの、監督への
信頼があっての登板が出来たのでは
ないかと思います。
また、それが出来たのは、
監督からの信頼があったから
ではないかと想像します。
NHKでは下記のように
報道されました。
記者会見に臨んだ監督や選手から
語られた“信頼”の二文字。
栗山監督は「いちばん勝ちやすい形が
絶対できると信じて入ったので、
その思いは最初から最後まで
変わらなかった」などと語った。
今回、栗山監督がキャプテンを
置かなった理由について金沢記者は
「1人1人がジャパンを背負ってほしい
という考えからあえてキャプテンを
置かなかった。監督が選手を
信じている証拠なのかなと思った」
などと説明した。
少し解釈すると、
1人1人がジャパンを背負って、
リーダーシップを発揮できると
信じたのだと思います。
リーダーシップについては
ダルビッシュ選手の話をしながら
また別の機会にブログにようと思います。
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