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誤審に対するブライトンCEOの言葉

誤審についてブライトン会長の言葉

 

私は三苫のファンなので
毎試合必ず三苫が所属する
ブライトンの試合を観戦しています。

 

先週の試合前、ブライトンは
リーグ6位につけ、上位チームに比べ
残りの試合数も多いことから、
チャンピオンズリーグや
ヨーロッパリーグへの進出を
狙える位置にいました。

そして、先週の対戦相手はリーグ5位の
ソンフンミン所属のトッテナム。

ものすごくいい試合内容でした。
三苫もゴール、及びPK獲得するところでした。

 

疑惑の判定がなければ・・・・

 

結果は2-1でトッテナム勝利。

ブライトンはチャンピオンズリーグへの
進出がかなり厳しくなってきました。

ブライトンのデゼルビ監督も
次の試合に集中していく、
審判については語りたくないなどと
言葉を選んではいましたが、
審判に対するいら立ちを隠せません。

ファンやメディアも
審判に対する糾弾を激しくする
ことがありました。

 

なんでこれがハンドなんだ
審判を首にしろ
どう見てもPKだ
VAR担当を首にしろ、存在の意味ない

 

ブライトンファンや関係者の夢、
チャンピオンズリーグか
ヨーロッパリーグ進出。

2部リーグから這い上がり、
歴史的に最上位に現在位置します。
過去にこれ以上の成績にいたことが
ありません。

その夢が、誤審により
かなり厳しくなったのです。

 

プレミアリーグの審判協会は後日、
誤審を1部認め、謝罪を行いました。

これに対し、
コミュニケーションが取れて良かった、
とする好意的な意見がある一方、
勝ち点は帰ってこない、
○○億円の損害だ
などと非難する声も後を絶ちません。

 

そのような状況の中、
ブライトンCEOポール・バーバーが
インタビューにこの様に答えました。
*****
お詫びのメッセージには感謝している。
だけど勝ち点は戻ってこないし、
再試合ともならない。
なにも変えることはできないので、
今は次のチェルシー戦に集中している。
FAカップの準決勝も控えていて、
それらは勝つことができるので
それに集中していく。

疑問については審判協会のハワードも
質問にすぐに応えてくれて、
何が起きて、どうしてそれが起きたか
について説明をしてくれた。
我々としては尊厳を守りつつ、
主審に対する尊重を表す。

審判団は限られたメンバーで
仕事をしている。中には
若手の審判もいて、
経験を積んだ審判もいる。
そして、改善しようと努力しているし、
ルールを適用するのに
一生懸命である。
VARルームと主審のコミュニケーションの
改善に努めている。

試合に出場する選手も主審も
人間である。
なので人的エラーが起こることも
理解している。
ただそういうエラーが少なくなっていく
ことが重要である。
だけどそれには時間がかかるということを
受け入れて審判団に我慢すること、
そして、未来に希望を持つことだ。
なので私は主審の事を
強く批判することなどはしない。
難しい任務であり、若い審判が
今後必要になってくるので、
最悪な雰囲気を作ってしまえば
若い主審も育たない。
そうすれば審判団の成長にもつながらず、
主審になりたい人が減って
能力の高い主審が育たない。
*****

 

この話を聴いたとき、
すぐに思い出した事件がありました。

過去所属した大きな会社の工場でトラブルが発生し、
役員以下、私のような一般社員まで
関係者が集合したことがありました。
そこで、”役員”が”部長”に対し、

これはお前がやれ!
部下を使うな!
お前が直接やれ!

などと理不尽に怒鳴り散らしたのです。

こんな役員がいる会社では、
部長になりたいと思う人が
減るのではないでしょうか。

それでも、家族の生活のために
仕方なく働く。

そんな会社でいいでしょうか。

従業員、部下を非難するって
そういうことです。

トラブルが起こったときにこそ、
上司としての在り方を問われます。

ではどうすればいいのか。

これは自分の責任だ。
○○したのは良くなかったと思う。
○○という状態に
しなければならない。
自分が責任を取るから、
どうすればいいのか
部長以下、皆で考えて教えてほしい。

長くなりましたので別の機会があれば詳しく
お伝えすることにします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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