私は独立するまで大手製造業で設計や生産技術、原価管理の仕事に従事していました。

どうしても不満に感じていたことが、これ以上ここにいても成長する気がしない、ということと、役立った感じがしない、ということでした。私はその後、中小企業診断士の資格を取り、独立します。

今ではそれがどういうことなのか、よく分かります。

不満を裏返してみると、成長していきたい、直接人の役に立ちたい、という願望だったのです。その願望が叶えられる見込みのない職場だったのです。

独立後私は、企業再生のお仕事をする機会に多く恵まれました。

そうした企業の中には共に作り上げた計画を実行し、それ以上の業績を上げるようになり、涙目になりながらお礼を言われた企業もありました。自分自身の苦労が報われた思いがして一緒に涙目になりました。

ところが、正直な話、中には全く実行せず変化していただけなかった企業もありました。

なぜ、お役にたてない企業があるのか・・・

本当に悩み、変わらない企業の話を伺い、調べ、同業の先輩の話を聴いたり、セミナーに参加したりもしました。

変わらない企業の話を伺った中で印象的だったものが、”今の仕事で忙しくてね、やる時間がないんだよ。”というものでした。そのままではダメなのに・・・・。そう思いました。しかし、どうして忙しいのか訊いて行くうちに分かったんです。

”社長1人で変えようとしている。なんでも社長が考えて指示している。だから忙しくて回らないんだ。”

そして思いました。この企業の従業員はここで働き続けたいとは思っていない人がいるだろうと。

何故なら昔の私のように、成長することが出来ない、役に立てた感じがしないと感じている人がいると思ったからです。

結局指示に従うばかりで従業員がその知識や能力を発揮できる状況じゃない訳です。思うことがあっても否定され、ストレスになっているだろうと思いました。

だから企業の変化や成長に限界がある！と確信しました。

マネージメントを一言でいうと、会社の目的目標と、従業員個人の目的目標を結びつけ最大限に個人の能力を活かし共に成長するようにすることです。

言い換えると計画を策定するだけでなく、個人の成長が会社の成長であることを如何に全体で結び付けていくかということです。

言うのも理解するも簡単ですが、現在までトップダウンが何十年と当たり前だった企業がそこまでたどり着けるようになることは容易ではありません。

そこから、マネージメント自体を変革する方法を徹底的に調べたり、研修に行ったり、コーチングの勉強をしたりしながら、企業再生や事業承継の案件に対応していきました。

それでもうまくいったり、うまくいかなかったりを繰り返していましたが、少しずつ、支援後に変わって頂けない企業が少なくなっていきました。

最終的に今の方法を採用してからというもの、変わって頂けない企業は0件、と言い切れるようにまでなりました。もう、これでたくさんの企業のためにお役に立ちたい！とワクワクして止めることが出来ません。

より多くの企業のお役に立ちたいと心から願っています。まずは期間限定で公開中の5ステップ動画を楽しんでご覧いただければと存じます。